UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアをする現役高校生

UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアできなかった卒業生

高校2年夏に中退し、日本協会派遣生としてUWC中国校に2年間長期留学するはずだったが、COVID-19によりカレッジ滞在歴4ヶ月となり、運悪すぎる前代未聞の派遣生となったルムの話(国際バカロレアはかろうじて取れました)

コロナ対応のオンライン授業の時間割

ツイッターでも言ってたんですが、日本に帰ってからUWCと自分の繋がりがとても薄くなっていて、書く内容が思いつかなくて最近更新が滞っています…すみません。もし書いて欲しいこととかありましたら、ツイッターのマシュマロの方にでも投げていただけたら書きます!

 

書くことが思いつかなさすぎてブログのカスタマイズとかに手を伸ばして遊びまくったり、ツイッターで浮上しまくったりしてて…本当は今の時期がIBで一番忙しい時期なのですが逃げまくってますね。一応課題はこなしてるけど。うん。

 

それでさっき思ったのが、そういえばオンライン授業について詳しく書いてねー!!って思い出したんで今回はそれについてです。ちなみにコロナウイルス 流行当時の学校の対応は以下の記事にまとめています。

 

luttie.hatenadiary.com

 

そして経団連が発表している2021年度募集要項資料(予定)もこちらのリンクからアクセスできます。また、新型コロナウイルスの対応も書いてあるので良ければ!!

 

www.keidanren.or.jp

 

そして注意というか、ちょっとやっぱりこの状況で抑えきれないというか、どこに向けたら良いか分からないある意味虚無な怒りが記事の最後の方に出てしまっていて、負の感情に触れたくない方は見ないほうがいいです。見なくても問題ない内容なので。

 

負の感情があるとわかってて記事に載せている理由としては、中国校の生活が派遣生としてどう感じているのか、良いことも悪いことも包み隠さず伝えるというのがブログの目的なので素直に感じていることを書きました。

 

 

見れば見るほどカオスなスケジュールです…解説していきます。

 

 

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夜に授業が集中している理由は、中国時間昼ではon campusの子達がキャンパスで授業を受けていて、中国時間夜はoff campus、つまり中国の裏に住んでいることが多いインターナショナル生徒のためのオンライン授業を受けているので、中国に近い日本からしたら夜に授業を受けることになるわけです。

 

でも実は被害は中国に近いアジア周辺だけではなく、アメリカの方では早朝3時とかに授業があるケースもあるみたいで…最近やっと朝3時とかだったら録画を見るなら授業受けなくていいよ、って言う学校の方針ができたみたいですがあまり先生達がそれをわかっていないケースもあるみたいな…

 

CAS(知行)っていう課外活動も無くなりました…IBで大事な要素なのに。半年やってません、これからあるんだろうか??

 

以前の時間割との比較

 

以前の時間割では1コマ100分、1日3コマ授業でしたが、1コマ60分、1日3コマ授業になりました。水曜日は以前はHL科目は1教科あたり50分授業を2週間で受けていましたが、消滅しました。

 

当たり前ですがオンライン授業は対面よりも遥かに質は落ちて、しかも授業時間が半分に短縮となった。これで今までの成績を維持しろというのは…無理っす…もうどうすればいいのさ…

 

月曜木曜は2コマですがこの理由は私が取っているSelf-taught Japaneseという授業がDP1だけで終わる為、DP2の今は実質5教科だけの勉強です。他のSelf-taughtをとっていないDP2はきっちり6教科です。

 

以前の時間割はこちらで紹介しています。

 

luttie.hatenadiary.com

 

English A literature SL

 

月曜日はキャンパスの生徒の授業の様子を事前に録音したものとパワポの資料を見るだけです。木曜はoff-campus studentだけでのオンライン授業ですが、off-campusは3人だけなので3人の生徒と先生一人で寂しく授業。

 

しかも深夜。頭溶けてます。無理。無理って言うから無理なんだ、って言う論もありますが、これは単純に無理。唯一ラッキーと思える要素は、超超超少人数授業だから先生がめちゃくちゃ一人一人を意識して授業してくれることかな。個人授業みたいなもんだもんね、セレブだ。

 

Economics HL

 

火曜木曜ともにオンライン授業ですが人数多め。1クラス20人弱かな。画面共有を活用してパワポ資料で勉強する、質問あればその場で質問って感じ。でも対面と比べてグループディスカッションとかできないんでなんか淡々と一方的に講義受けている。

 

Math HL

 

Math1とMath2に分かれている理由を説明します。どっちも受けるわけではなく、自分に合った時間を選ぼうねってやつです。これは先生個人の好意でアジア周辺の国の子達に考慮してくれているんで、他の教科の先生が全員これをやってくれてるわけではないです。

 

ちなみにMath1の生徒人数は4人くらい。すくない。

 

なので、先生の都合でMath1ができないという場合もよくあるんで、そういう時はMath2で受けてます。こっちも画面共有で問題解きながら勉強っていう形。

 

Physics HL

 

物理も実はアジアの子達だけのための授業で、もう一つの授業は深夜です(物理の先生はPhy1ができないっていうケースが今のところなかったんでPhy1だけを書いてます)。生徒人数は3人。

 

ただ、最近はよく前日に「都合が合うなら授業時間〇〇時からに変更でいい〜??」ってきたりしてかなり自由に授業時間が変わります。これも画面共有で授業。

 

Chinese ab initio SL

 

以前のクラスよりもかなり人数多めで20人弱はいると思います。形式としては画面共有でパワポで授業。先生が指名したり、みんなでテキストを読み上げたり、です。もちろん自分から積極的に話に行く人もいます。

 

TOK

 

TOKは授業時間も変わらず、ただ内容がもうDP2なので本格的なTOK presentationのペア決めをしてから、発表準備の最中です。月曜のTOKはキャンパスのTOK授業を中継してそれを見るだけ、木曜はペアの子とひたすらプレゼン準備してます。

 

今回のペアはとても協力的で助かる…こんなにやってくれるの!ってなる。今までは結構そうじゃない方々だったんで…

 

AdvisoryとHouse Meeting

 

Advisoryは唯一雑談ができる時間な気がする。なのでこの1時間で、ああ私はちゃんとuwcの生徒なんだっていう繋がり確認できてます。riddleをやったり、show and tellやったりしてめちゃ楽しいです。

 

House Meetingはキャンパスの中国人の子達がいるハウスと繋いでハウス全体の連絡とかを聞くだけです。

 

 

 

こんな感じでキャンパスとのつながり、uwcの繋がりがめちゃくちゃ希薄なんです。授業時間が大幅に短縮、しかもオンラインだと生徒同士のディスカッションも全くないんでただ一方的に聞くだけのとても受け身な授業。そして唯一ダベれるのはadvisory。

 

授業時間減ったなら自由時間増えるんじゃない…?って一瞬思うけど、実際は授業時間減った分自分で自学しないと授業の理解が浅いし、他にもEEやIAに追われてるし…大学applicationもあるし…

 

しかも自分で勉強するっていうことはモチベーション維持も自分でやらないといけない。学校にいれば監視の目があるから嫌でもやるけど、モチベーションを保ち続けるって相当きついです。特に私はめちゃくちゃ飽き性&三日坊主なので、きつい。

 

この状態でIBの試験を受けろと!!私たちのような例をのぞいて、ほとんどのIB生は通常授業に戻っている、キャンパスの寮で隔離を受けながらのオンライン授業だとしてもキャンパスに戻っているならば監視の目があるし、授業時間の短縮もない中で勉強できてモチベーション維持がやりやすいというのに、同じ条件の同じ難易度の試験を受けろと!!!

 

正気ですか!!!

 

確かに私たちの代の試験範囲はコロナを考慮して狭くなっています。でも!!!それって全員に適応されるわけなんですよ!そんなにコロナの影響を受けていないIB生も適応されるんです!

 

めちゃくちゃ叫びたいです、鬼ですか?!そしてただでさえ難しいIBは日本では本来の価値よりも評価されないのに、もっと難しい条件でやれと!!これが現実逃避せずにいられますか…もうどうしたらいいのやら…

 

不安ゲージとかとっくの昔にMAX振り切ってるんで。5月くらいに振り切っているんで。どういう感情を持てばいいのかもう分からないんで、今は虚無です。