UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアをする現役高校生

UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアできなかった卒業生

高校2年夏に中退し、日本協会派遣生としてUWC中国校に2年間長期留学するはずだったが、COVID-19によりカレッジ滞在歴4ヶ月となり、運悪すぎる前代未聞の派遣生となったルムの話(国際バカロレアはかろうじて取れました)

私立大学2校合格しました

どうもルムです。お久しぶりです。ここ数ヶ月は勉強していて、記事は全く書けていませんでした。

 

入試が完全に終わったら帰国子女入試受験する際に注意すること、やったほうがいいこと、スケジュールの立て方、IBやTOEFLの目安点数(ただし正確な情報ではないです、先輩から聞いた話など中心です)などまとめた記事を書こうと思っています。

 

と、いうわけで。ツイッターの方で先に報告させていただきましたが。めでたく。縁あって2校合格できました!!ちゃんと大学生になれる(泣)…!

 

第一志望の国公立はまだ先ですが、大学生になれる保証ができたのでほっとしました。

 

合格したのは早稲田大学上智大学です。両方とも7月頃に出願、上智は書類だけなのでそのまま待つだけ、早稲田は9月に筆記試験がありました。そして両方とも同日同時刻に合否発表。

 

もし両方とも落ちていたら、岡山大学、大阪公立大学横浜国立大学の3校に出願しようと思っていたので、3校とも書類はほぼ準備完了した状態で早稲田と上智の合否発表日を迎えました。

 

手書き指定の誤字が出るたびに書き直したて完成した志望理由書類計7枚、必要なくなってよかったが、複雑な気分。手書き指定という悪しき文化は根強い…

 

無事合格できたので、あとは第一志望の国公立(試験は2月ごろ)を受けようと思っています。試験科目は数学、物理、生物。勉強し続けるのは変わりないので、これまで通り勉強漬け生活を送りま〜す。

寄ってらっしゃい見てらっしゃい、2年間のルムの成績だよ!part2

先日IBのFinal Gradeが出ました。ちなみにIBのFinal Grade(5月試験の場合)は毎年7月6日日本時間21:00にネットで公開されます。

 

結論から言うと35です。うん、良くもなく悪くもなく。可もなく不可もなく。とりあえず大学受かってくれ〜!というわけでこれまでの成績をまとめます。自慢できるようなものでもないですが、ブラジルまで穴掘って成績埋めたいほどの衝動はないんで、存分に参考にしてください!

 

学期成績、年成績、PGは合計点のみ出してます。学期成績と年成績は教科ごとの点数を載せてもいいんですけど、成績表が私のパソコン内のどこに彷徨っているのか…探し出すのに時間かかっちゃいそうなので今わかってる合計だけ載せてます。

 

学期成績

DP1 一学期:38

DP1 二学期:38

DP2 一学期:33

DP2 二学期:36

 

年成績

DP1:40

DP2:34

 

PG(Predicted Grade)

1回目:35

2回目:34(もしかしたら33だったかもしれない)

 

FG(Final Grade)

合計:35

日本語A Literature SL:5

英語A Literature SL:5

Mandarin SL:7

経済 HL:6

物理 HL:6

数学 HL:5

TOK:C

経済EE:C

TOKとEEのボーナスポイント:1

 

かなりジェットコースター。確かに私はジェットコースター狂って言われるほどジェットコースター大好きだし富士急ハイランド行ってみたいと思っているジェットコースター好きだけど、まさかIBでまでジェットコースターに乗るなんて…。

 

年成績など一番ひどいな、40から34への落差よ…。ギネス記録出たんじゃない?ある意味チャンピオン。

 

TOKとEEが酷いのはわかってた。うん。だってわかんなかったもーーーーーん!!!DP1でキャンパスにいた時、あまりにもTOKわからなくて先生にessayの添削を聞きに行ったけどそれでもわからなくて泣き出して先生困らせちゃったけど結局最後までわからなかったんだー!!今もわかってないよー!

 

日本語Aが5なのは去年決まったけど、今でも思うぜ、なぜ!!私純ジャパよ、国語得意でもないけど滅茶苦茶苦手ってわけでもなかったんよー!数学は最低でも6は欲しかったー

 

にしても、ボーナスポイント1点あっての35ってかなりよろしくないな〜〜〜

 

などなど叫びたいことはわんさかですが。他にも叫びたいことはわんさかですが。授業が深夜だったとか、単元テストが深夜だったとか。non-exam routeのfinal gradeの採点方法が今年はバグってたとか(下の記事のことだよ!)。

 

luttie.hatenadiary.com

 

言い訳したいこともわんさか。確かに勉強十分にしてたかと言われたら、まだやれることは確かにあった。

 

でも、でもよ。家にポツンと一人、オンライン授業に切り替わってしかも授業は昼ではなく、早くても夕方5時から、夜10時11時12時の授業なんて珍しくなくて、テストも深夜だったりしたんだ。

 

周りに励まし合うような友達もおらず、周りに勉強してる友達もいないから焦りを覚えることもモチベーションを保つ要素もなく。授業時間が物理的に半分になり。1コマ100分授業だったのが、コマ数は増やさずに1コマ60分授業。ちなみに学費はそのまま。なぜよ。

 

確かに、確かに、強い人ならこの状況でも抗えたかもしれないが!残念ながら私は弱かったようでただボケーっと毎日を過ごしてたわけっす。あ、でも流石にmock試験前の一、二ヶ月は勉強に集中してました。それとかたまにスイッチが入った時は勉強してた。全くしてなかったわけではない。

 

もとより、初めから自分は他人の目がない中での独学があまりにもできない性格ってわかってたからこそ、全寮制に惹かれてuwcを選んだんです。友達が勉強している様子見ていたら、自分も勉強しなきゃってなるから!結局数ヶ月しかキャンパス滞在できなかったけどね!

 

色々、いやかなり特殊じゃないかな…。で、その割には大コケしなかったから、悪くない方、か、な。それに、この十分に勉強しなかったって反省を今活かしてるんです。

 

帰国試験で少なくとも数123AB、生物基礎・発展と物理基礎・発展を勉強しなきゃいけなかったんで、実は6月は平日は毎日10時間以上勉強してました!えっへん!英検TOEFL対策で毎日一時間単語とニュースの音読、一般入試を受ける場合に備えるための現国と古典も。

 

プラス、運動一時間と夕食作り一時間(自炊能力身につけるため)。ちなみに運動はリングフィットやってます、初めは10分で息切れしたけど今はだいぶ筋肉痛になることも減った!これを平日は毎日。一ヶ月続いたよ!!そしてこれからも続ける予定!

 

だから、無駄じゃなかったはずです。他人の目がない中で勉強するっていう力はIB中には身につけられなかったけど、IB終わった今、身についた。一年半かけてようやく。

 

なので、私は中国校に行ったこと、IBをやったことを後悔していない。というより、後悔してたまるかって感じですね。どんな形でも、「この経験はよかった」って変換してやるっていうもはや意地です。

 

だってIBやる前は日記でさえ文字通り3日も続かないほどの飽き性&継続力のないやつだったんです。一ヶ月、このハードスケジュールを維持できる根性が身についたと考えるなら、この二年の時間は十分価値あるものにできたんじゃないかと。

 

本日もだらだらまとまりのない長文になってしまいましたが、成績の変化は大体こんな感じです!ただ一般的なIB生と比べたら、かなり特殊な二年間になったかなって思うので、参考にする際はその点だけ気をつけてください〜!

IB用語まとめ

IBで主に使われる用語をまとめました。中には中国校でしか使わないものもあるので、そちらはそれぞれ明記してあります。

 

 

思い出せる分だけ書き出したため、他にもわからない用語があればお気軽にご連絡ください!下のマシュマロから投げていただければ確認して追加します。

 

marshmallow-qa.com

 

 

Ab initio

IB教科のGroup2の一種。Chinese ab initio、Spanish ab initioなどがあり、その言語の本当に本当に本当に初心者の人が選ぶ科目。例えるならば日本教育の中学一年英語からスタートする。日本教育の高校一年英語くらいからスタートしたければChinese B, Spanish Bなど「B」がつくものがおすすめ。母国語レベルに話せるならば 「A」がおすすめ。

 

luttie.hatenadiary.com

 

CAS (Creativity, Activity, Service)

IB取得の三大条件(CAS, EE, TOK)の一つ。日本でいう部活。定められた時間以上の活動を行う。二年間の間で必ず、Creativity(創作活動)、Activity(スポーツ)、Service(奉仕活動)を最低一つは経験しなければならない。

 

luttie.hatenadiary.com

 

CIALFO

海外大学行くときに、その大学の特徴を調べたり必要書類を調べたりするサイト。学校側がアカウントの作り方を教えてくれる。このサイトを通して書類提出などをする、と思う。私自身は海外大学結局応募しなかったからかなりあやふや…

 

Criteria

各教科の成績の評価基準。教科によって異なる。それぞれのStudy guideを調べたら記載してある。Study Guideの調べ方はネットで「IB Physics Study guide」「IB Physics Syllabus」などで調べたら出てくる。(注意:Study guideはどの教科も6年ごとに内容が変わります。誤って1900年代のものなどは使わないように。)

 

Criteriaの例

 

f:id:Luttie:20210408110717p:plain

f:id:Luttie:20210408112035p:plain

 

luttie.hatenadiary.com

 

DP1 (Diploma program 1st grade)

IB Diploma二年生のこと。

 

luttie.hatenadiary.com

 

DP2 (Diploma program 2nd grade)

IB Diploma一年生のこと。

 

luttie.hatenadiary.com

 

DT (Design Technology)

IBの教科の一つ。7を取るのはかなり難しいと言われている。

 

EA (External Assesment)

IBのFinal Gradeを決める方法の一つ。他にはIA(Internal Assessment)がある。EAは学校外部のIB Examinerによって、基本的に筆記試験で採点される。筆記試験は教科によって数種類あり、それぞれPaper1、Paper2、Paper3という風にして分類される。

 

EAの例(English Literature Aの場合)

f:id:Luttie:20210525120142p:plain

 

luttie.hatenadiary.com

 

EE (Extended Essay)

IBのボーナスポイントの配分を決める要素の一つ。他にはTOKがある。4000語以内で書き上げる卒業論文であり、基本的に一つの科目について書く。だが、二科目に関連するトピックの場合、二科目について書いても良い。この場合、World Studiesという科目扱いになる。生徒にはSupervisorというEEをサポートする教師がつくため、Supervisorと相談しながら書き上げる。

 

luttie.hatenadiary.com

 

Econ (Economics)

IBの教科の一つである経済の略。

 

Extracurricular

基本的に夏休みの時間を使って行う課外活動のことを指す。思い思いの活動をして、University Applicationに書く材料を揃える。

 

luttie.hatenadiary.com

 

Essay

小論文のこと。文系科目は大抵このEssayで評価されることが多い。

 

Final exam

IBのFinal Gradeを決める試験のこと。この場合、基本的にEA(Extended Essay)の筆記試験を指しており、IAは当てはまらない。実施される時期は毎年5月と11月。

 

Firsties

一年生のこと。「This is my firsty!」と、同じ国出身の後輩を同級生に自慢して可愛がることが多い。くっ、パンデミックさえなければ…

 

luttie.hatenadiary.com

 

FG (Final grade)

IBの最終成績のこと。5月のFinal Examを受けた場合、4月入学の日本の大学には基本的にこの成績で応募する。9月入学の海外の大学はPG(Predicted Grade)で応募する。

 

FP (Foundation program)

中国校独自の学年。IBを始める一年前から中国校で学ぶことで、IB準備期間として知識を蓄える。

 

luttie.hatenadiary.com

 

GDC (Graphing Calculator)

関数計算機。機能が充実しているため、かなりお高い。二万円とか。学校によって貸し出してくれるが、中国校は学費が全額奨学金でないと貸してくれない。IBでは必須であり、主に数学や物理で使う。Final Examなどでも使用する。使用しないと解けない問題もあるので、必ず必要である。必ず。

 

Grade Boundary

1〜7のスコアを決めるボーダーライン。例えば、70%以上の正答率なら7、60%以上は6、というふうに決められている。教科によって、また、試験によって毎回異なるため、確認が必要である。

 

Group 4 project

理科系科目を取る生徒の中で、異なる科目を取るもの同士でグループを組んで、出されたトピックに沿ったプレゼンテーションを行う。例えば、生物を取る生徒、物理を取る生徒、化学を取る生徒の組み合わせでグループを作る。評価は合格か不合格かのどちらかしかなく、とても大変というわけではないが、もしプレゼンテーションをしなかった場合は留年するかもしれないのでちゃんとやろう。

 

luttie.hatenadiary.com

 

IA (Internal Assesment)

IBのFinal Gradeを決める方法の一つ。他にはEA(External Assessment)がある。IAは学校内部の教師によって、採点される。形式は教科によって異なり、口述試験だったり研究レポートだったりする。

 

IAの例(English Literature Aの場合)

f:id:Luttie:20210525120142p:plain

luttie.hatenadiary.com

 

IO (Individual oral)

口述試験のこと。言語系の教科のIA(Internal Assessment)として課されることが多い。IOの中でもIOC(Individual oral commentary)とIOP(Individual oral presentation)の二つに分類される。

 

IOC (Individual oral commentary)

IAの採点方法の一つであり、あらかじめ選んだ文学作品二つについて口頭で分析する。メモは持っていていいが、メモできる量は限られている。制限時間があり、その時間が終了したら教師との質疑応答が数分ある。質疑応答は減点するためのものではなく、加点するためなので安心できる。IAは時間をかけて準備できるため、Final Gradeのスコアを伸ばすにはIAに力を入れることが勧められている。

 

IOP (Individual oral presentation)

IAの採点方法の一つであり、あらかじめ選んだ複数の文学作品についてプレゼンテーションをする。2020年まではIOPが採用されていたが、2021年以降は廃止された(多分?)。IAは時間をかけて準備できるため、Final Gradeのスコアを伸ばすにはIAに力を入れることが勧められている。

 

Lab report

IAの採点方法の一つであり、一つの研究トピックに関して10枚前後のレポートを作成する。理科系の科目で課されることが多い。先生からのフィードバックを有効活用することがポイント。IAは時間をかけて準備できるため、Final Gradeのスコアを伸ばすにはIAに力を入れることが勧められている。

 

Managebac

学校の時間割やこれまでのテストのスコアなどを確認するサイト。提出物は全てこのサイトを通して行われる。提出時間も記録される上、締め切り時間を過ぎたら提出できない可能性もあるため、前もって提出すること。

 

luttie.hatenadiary.com

Mock exam

Final Examの模試のこと。Mock Examで試験が実際にどのように実施されるかを体験する。また、自分の成績がどのくらいに位置するのかを確認できる。

 

Paper

Final Examの筆記試験のこと。教科によってPaperは複数あり、Paper1、Paper2と区別して読んでいる。

 

Paperの例(English Literatureの場合)

f:id:Luttie:20210525120142p:plain

 

PG (Predicted grade)

FG(Final Grade)の予想される点数。これまでの成績を考慮して教師が予想する。基本的に、9月入学の海外大学を受験する場合はこの点数を使う。その場合、PGを使って仮合格が通知されるが、FGがPGよりも遥かに低い場合、大学は合格取り消しを通知するため、FGまで気が抜けない。

 

Project week

これはもしかしたらUWC独自の制度なのかもしれない。CAS活動の一部であり、年に一回遠くの地方に遠征して一週間ほど滞在し、奉仕活動などに取り組む。必修ではあるが、決して苦しいものではなく、かなり楽しむことができる。学ぶこともたくさん。

 

SAT

海外、主にアメリカの大学に申請する際に基本的に受ける統一テスト。英語、数学、エッセイの二もしくは三科目受験し、そのスコア次第で大学受験の審査が行われる。ちなみに日本でも実施されている。年に数回受けることができ、以前のスコアに不満があれば何度でも受け直しが可能。そのため、早いうちからSAT対策を行って、数回ほど試験を受け直すことが勧められている。

 

SSST (School-supported self-taught)

IBの教科の一つ。言語系の科目で履修することができ、例えばJapanese Literature A SSSTなどが存在する。通常、言語系科目は教師に直接教わりながら学習するが、SSSTの場合は文字通り生徒一人での学習となる。そのため、通常の言語系科目(例:Japanese Literature A)はSSSTの科目(例:Japanese Literature A SSST)と評価基準が少し異なる。

 

学校によって対応は異なるが、中国校の場合はTutorというオンラインの日本人教師にエッセイ課題を提出し、そのフィードバックをもらうことを繰り返すことで履修した。中にはTutorを用意していない学校もあると聞く。その場合は完全に生徒一人で学習を進めることになる。

 

ちなみに日本語のSSSTは点数が取りやすいと言われているが、純ジャパで生まれて16年間日本教育を受けてきたはずの私は何故か5を取った。パンデミックでFinal ExamがキャンセルされてIA(Internal assessment)だけで評価されたせいかもしれないが、それまでTutorから7の評価しか貰ってこなかったのにも関わらず、この結果である。なんとも不思議なことだ。

 

Study Guide

(注意:Study guideはどの教科も6年ごとに内容が変わります。誤って1900年代のものなどは使わないように。)

 

各教科の教育方針、シラバス、試験内容、採点方法やポイントなど全てが詰まっている。IB生は必ず、必ずこのStudy guideに目を通すことをお勧めする。Googleの検索バーで「IB Physics Study guide」と入力するだけでそのPDFが出てくる。

 

ただ一つの大事な大事な注意点。上記のように、6年ごとに内容が変わるため、必ず自分の年に当たるものを使うこと。例えば、2021年からIBを始める人は2015年以前のものは使っては意味がない。

 

Syllabus

(注意:Study guide、Syllabus共にどの教科も6年ごとに内容が変わります。誤って1900年代のものなどは使わないように。)

 

Study guideの中の項目の一つ。勉強するトピックの詳細が書いてある。それらのポイントを抑えることがIB攻略の鍵となる。ちなみに私は要領悪くてあまりポイントの理解ができなかった。先輩にSyllabus大事!って口酸っぱく言われたので、多分大事なのだと思う。

 

ただ一つの大事な大事な注意点。上記のように、6年ごとに内容が変わるため、必ず自分の年に当たるものを使うこと。例えば、2021年からIBを始める人は2015年以前のものは使っては意味がない。

 

TOEFL IBT

英語能力を測る試験。TOEFL、それもTOEFL IBTが大学入試で欠かせない。これは国内国外問わずだ。基本的に、国内の帰国生入試と国外のapplication、その両方で求められる。TOEFL IBTは何度でも受け直せる。

 

TK/PPD (Presentation Planning Document) 

TOK Essay提出の際に同時に提出する書類。Essay作成の流れと反省点のレポート。専用のフォーマットが用意されている。TOK Essayを手伝ってくれる先生にフィードバックをもらい、3回に分けて相談した点と改善点をまとめる。

 

TK/PPF (Planning & Process form) presentationの方

TOK Presentationの際に提出する書類。Presentationを要約したレポート。専用のフォーマットが用意されている。IB ExaminerはPresentationの録画ではなく、このフォームのみを評価する。Presentationそのものを評価するのは学校内部の教師。

 

TOK (Theory of Knowledge)

IBのボーナスポイントの配分を決める要素の一つ。他にはEEがある。TOK EssayとTOK Presentationの両方によって採点される。TOKは簡単にいうならば一人二役ディベートをするようなもの。Claimに対するCounter Claimを用意して、この視点からは賛成だけどこの視点からは反対だ、といったどちらとも言えない結論に辿り着く。そこに至るまでAOKやWOKの複数の視点を駆使するのだが、かなり複雑でIB生の多くは苦手意識を持っている。もちろん私も苦手。卒業した今も理解できた気がしない。ファイト。

 

 

luttie.hatenadiary.com

 

TOK essay (Theory of knowledge essay)

TOKの評価を決める一つの要素。一人で取り組み、1600語以内のエッセイを仕上げる。サポートする教師がつくため、その教師と相談しながら書き上げる。IB本部が年度によって複数のお題を提示するため、生徒はそのうち一つを選んでそのことについて論じる。

 

TOK presentation (Theory of knowledge presentation)

TOKの評価を決める一つの要素。1~3人のグループで取り組む。一人でする場合は10分、二人なら20分、三人なら30分と制限時間が決められている。一人では短すぎるが、三人では長すぎるため、基本的に二人のグループが勧められている。内容は自由であり、パートナーと話し合いながら決める。

 

University essay

海外の大学を受験する際に必要な書類の一つ。活動報告書のような堅苦しいものではなく、自分の人生のある特別な出来事について物語を語るようにして書く、なんだかえらくクリエイティブな作業らしい。ただ、私は結局海外の大学を受験しなかったため、詳細についてはよくわかっていない。自分の担当のUniversity Counsellorと相談しながら書く。多分、DP1DP2の間の夏休みごろから取り組み始める。

 

luttie.hatenadiary.com

 

VA (Visual Art)

IBの教科の一つ。つまり美術。同級生曰く、課題量が多く、7を取るのは難しいらしい。

 

Zhixing

中国校独自のCASのカッコいい呼び方。そのままCASって呼べばいいのに。

 

luttie.hatenadiary.com

今後の方針

もうすぐ派遣生(というか派遣生を名乗っていいのか…?)終わるのでこれからの方針みたいなのを軽くメモしときます!

 

まずブログ。これまではIBとUWCの情報発信メインにしていましたが、これからはIBとUWCについて書くことは少なくなると思います。思い出したら書きます。代わりに書くとしたら帰国子女入試と一般入試の進捗かな。できるだけ更新は続けたい。

 

次にツイッター。これまでしょうもないこと呟いてきたし、これからもしょうもないこと呟きます。うるさいです。申し訳ない。でもお口にチャックは難しいようです。よろしくお願いします。

 

最後にマシュマロ。これまで通り開設します。可能な限り返信します。これからもブログにてマロまとめを出していきます。過去のマロはブログ内の「マシュマロ」カテゴリーよりご覧になれます。

 

以上、ばいばいきん!

IBのアカデミック終わった!!控えめに言って地獄だね!!

試験終わりました!IBはまだproject weekっていうCAS活動があるけど、アカデミックに関しては完全に終わった!

 

試験の出来栄えはひとまず置いといて。

 

まず色々思うところがある今年の最終試験についてこちらに書き殴りたい所存でございます。(色々あったんだ…ほんとに、色々…)

 

今年はコロナの影響が、ひっじょーーーーーに大きかったお陰でずっと日本に篭っていたんです。それは最終試験を迎える時も同じ。なので。IB本部はある決断をいたしました。

 

だだん!

 

Exam routeとNon-exam routeの二つのルートを用意する!!(これは完全に納得できる。)

 

Non-exam route、というと「えっ試験を受けなくていいってこと?」って思うかもしれませんが、惜しい。ちょっと違う。試験は受けます。

 

説明すると、

 

Exam route:最終試験(final exam)を受ける。最終試験だけでExternal assessmentの成績を決める

Non-exam route:最終試験は受けず、模試(mock exam)を受ける。模試の成績をベースに、かつこれまでの成績も考慮してExternal assessment成績を決める。

 

(External assessmentの説明は下の記事の目次「6教科」から)

luttie.hatenadiary.com

 

最終試験と模試の違いを説明します。時系列で行くと、3月に模試があって、5月に最終試験があります。

 

3月の模試はそれぞれのIB校が「各自で用意した試験」を実施します。要は最終試験の練習です。対して5月の最終試験は「IB本部が用意した試験」を実施します。本番です。

 

この点で発生する不公平度というのは「受ける試験が違う」ことと「試験までの猶予期間が違う」ことでしょうか。前者では、模試は学校によって出される問題が(簡単にしろ難しいにしろ)異なりますし、後者は模試は3月なのに最終試験は5月、最終試験を受ける人の方が勉強期間が長いです。

 

ま、これは仕方がない。

 

Exam routeの方が推奨されていて、優先的に皆そちらを受けるのですが、受けれない人だけ仕方なくNon-exam routeです。最終試験は受けるとしたらその生徒それぞれが今滞在している場所のIB校で受けることになります。

 

私の場合は日本にいて、そして日本のIB校は4月入学だから5月の最終試験を実施していない…(IBの最終試験は5月と11月の二つの時期があって、学校が選びます。日本の学校は大抵11月。)

 

だからやむを得ずNon-exam route。他にもロックダウンしていて近くのIB校に行けない、っていう子もNon-exam routeです。

 

さあさあここまでオーケー。納得してるよ。ここからが問題なんです。

 

模試まであと1週間という時に。衝撃的なニュースが舞い込んできました。

 

その時のツイート↓

 

 

IB本部が謎の決断をして、Chinese ab initioの先生がすぐ教えてくれました。先生も、私たちにそのニュースを教えてくれた同じ日に知ったそうです。

 

「Non-exam routeの生徒たちの模試の点数はgrade boundaryに応じて評価しない。各学校の各教科にに1〜7のグレードの生徒数の制限を設けたので、クラスの成績順位に応じてグレードを決めるように。」(意訳)

(grade boundary:70点以上は7、60点以上は6など絶対評価でグレードを決める基準)

 

どれだけ点数良くてもクラスメートに順位で負けたら枠から落とされて3を取る可能性もある。もし1のグレードに枠が存在するならば、80点でも90点でも、クラスの中でビリなら確実に1を取るというわけだ。

 

この枠数というものは学校によって違うし、同じ学校の中でも教科によっても違う。そしてこの枠数はその学校のその教科の去年の生徒の成績に基づいて決められているらしい。

 

そう、去年の先輩たちが成績良ければ7を取れる確率が上がる!もし先輩たちがお勉強苦手な子達だったら1を取るかもしれないよ!

 

そういうことさ!!!地獄だね!!!

 

大事なことだからもう一回言うね。

 

地獄だね!!!

 

つまりこう言うことよ。クラスメート同士で戦えってことよ。バトルロワイヤルよ。生き残ったものにのみ7を与えようってわけよ。私たちはコロッセオの戦士ですか?

 

百歩譲ってそのファンタスティックなシステムを認めるとしよう。だけどそれは試験直前の一週間前に発表していいことか?よくないよ?!少なくとも数ヶ月前には知りたいな?!正気に戻って?!

 

そして私の中国語の先生以外の先生たちは、このニュースを自発的に教えることはなかった。多分、試験前に心を乱さないようにっていう配慮なんじゃないかな。

 

Chinese ab initioの先生は、考えた上でこれを教えることにしたとのこと。個人的には、教えないって選択をした先生たちの判断よりもこっちの判断の方がありがたい。ちなみに別にこれは「口外ダメ」っていうことではないらしい。ただ多くの人は衝撃に口をつぐんでしまうだけで。

 

実際、中国校の中で7の枠が一つもない教科もあったらしい。先生はどの教科、とは言わないけど〜って言ってたけどその教科の人哀れすぎる。どんだけ頑張っても7はあり得ないということだから。と言いつつ、案外自分だったりして。

 

こうやってNon-exam routeのIB生はミンチにされましたとさ。

 

何を血迷ってしまったの。今年一年、本来のIB生よりもきつい生活をたっぷりと味わったつもりよ。まだ試練が足りないというのかい。

 

この状態で、やるしかねえって腹を括って勉強したよ。頑張ったよ自分。この謎のシステムで出た最終成績で帰国子女入試に挑むんだよ。泣けるね。もうあとはどうとでもなれえ!

 

追記:去年の先輩たちはコロナの混乱でib平均点が今までの年の平均点より3点低かったらしい。そして私たちの成績はそれによって決められると。ただの地獄!!

マシュマロツイートまとめ12

第十二弾!返信が長いものはツイートをクリックしてスレッドを確認していただければ続きが見れます。

 

諸事情により言葉の間に検索よけで「l」を入れさせていただいている為、文字の表示はバグではありません。

 

もしマロ主様が投げられたマロをこちらの記事にまとめるのをご不快に感じられましたら、すぐに削除しますのでいつでもお声掛けください。

 

新しくマシュマロを投げたい場合は以下のリンクからマシュマロを投げれます。投げられたマシュマロは私が美味しくいただきます。

 

marshmallow-qa.com

 

 

正直、ルムさんから見てUWCの悪いところってなんですか?

 

 

IBの学習が始まるまで、半年ほどあるのですが、やっておいた方がいいことはありますか?数学や外国語を取ろうと思っているのですが、今から勉強しといた方がいいでしょうか。ルムさんは、UWCの合格が決まってから出発まで何をしていましたか?

 

 

中2です。UWCに行きたいなって思うようになりました。今からしておいた方がいいことあれば教えて欲しいです。

 

 

UWCと調べるとulwlcl研l究l会が出てくるのですが、ルムさんは利用していましたか?

 

 

IBの科目はどのタイミングで決めましたか?

 

 

IBのセルフトート教科の最終成績はどのように決まるのでしょうか??

 

 

今年度UWCに派遣されることとなりました。現在在籍の高校を高1の最後で退学するか、高2の夏休み前で退学するか悩んでいます。内定取り消された方って実際いるのでしょうか?

 

 

ルムさんの周りの方々に、第一志望の校舎に派遣された方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?

 

 

日本にいた時使ってた参考書はなんですか?