英語スピーチ
ちょっと前のWSCで英語スピーチについて触れていたので。今まで10年間(5歳から15歳まで)英語スピーチをやってきた経験をもとに、英語スピーチとは何か、どうスキルを磨いたら良いか、などを述べていきます。
今回はシリアスです。
この記事は英語スピーチコンテスト、または英語弁論大会についての記事となります。ただ、これは我流なので、ご承知の上で、よろしくお願いします。
ここでは、英語スピーチを段階別に分けて簡単に説明していきます。詳しいことは、それぞれの項目についての記事を書いていきまーす!
原稿作り
テーマ決め
ずっと、常にアンテナを張り巡らせてください。それはもう、毎日です。一年中。どこにでテーマは転がっています。そこに気づけるか気づけないかの違いです。
テーマはスピーチの出来を大きく左右します。何故か。それは、大会のレベルが上がるにつれて、参加者の持つ技術は大差がつかなくなってくるからです。技術に差がなければ、スピーチの内容が物を言います。
レイアウト
それでは、大雑把でいいので、何段落構成にするか、どの段落にどういう内容を持ってくるか、を書き出しましょう。
話の順番を意識しましょう。どの順番が理解されやすいか。どんな始まり方だったら最も観客に衝撃を与えられるか。はたまた、どんな終わり方ならば、大会が終わっても、何週間経っても覚えていてもらえるスピーチなのか。
文章
具体的に書いていきます。まだ鉛筆でいいですよ。日本語の方がやりやすいならば、日本語だけの原稿でいいです。もちろん、英語からいけるならばそれでもオッケー。
私が意識していたのは、短くて簡単な言葉を使うこと。それでも、印象に残る表現。シンプルでいたって普通な文をいかに記憶に残せるものにするか。小難しい文は、観客を混乱させます。
仕上げ
読み上げながら、テンポが悪いところ、単語が重複していたり、文の繋がりに違和感が感じられるところを修正していきます。発表するのは、自分です。自分に馴染むスピーチを作ってください。自分に合わないスピーチは、反発しあって違和感しか生みません。
この段階でパソコンに入力すると良いでしょう。
練習
暗記
暗記、と書きましたが、発表する本人がスピーチの原稿作成に携わったならば、作っている間に暗記しているはずです。携わっていないならば、暗記しましょう。絵を描いてイメージで覚えたり、とにかく口に出して体に叩き込みましょう。
反復練習
立って、原稿なしで、観客をイメージして練習。ビデオで自分を撮ったり、鏡の前で練習したりする。また、前回の大会などで見た、上手な人のスピーチのビデオを何回も繰り返してみる。研究する。自分とは何が違うのか。自分は他人と違って、どんな特徴のスピーチができるのか。
本番
本番でできることなど限られている。そう思っている人もいるでしょう。確かにそうですが、本番での対応の仕方を説明していきます。
ウォーミングアップ
大会受付前に1回、自分の出番の前の休憩に1回ほど練習します。場所は外や廊下、他人に迷惑がかからないところで。そして、偶然他の人が通りすがったならば!怯むのではなく、どうだ!これが私のスピーチだ!ってどん!と構えましょう。
私の場合、あんまり練習しすぎると、口が本番でちゃんと動かなくなるので、本番の日は軽く確認程度しかしません。
撮影
撮影って自分の?って思いましたか?もちろん、自分のビデオの撮影もできそうならば、頼みましょう。あとで振り返るためです。でも、それと同じくらいに上手な他の人のスピーチのビデオを撮ることも大事です。許可されているならば、の話ですが。
上手な人のスピーチは、その人が一言話した途端、分かるはずです。絶対に撮ってください。後に自分の成長に繋がります。自分にない技術を吸収する絶好の機会なのです。
以上で簡単な説明となります。それぞれの項目に関する詳しい記事をまた出しますねー!