UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアをする現役高校生

UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアできなかった卒業生

高校2年夏に中退し、日本協会派遣生としてUWC中国校に2年間長期留学するはずだったが、COVID-19によりカレッジ滞在歴4ヶ月となり、運悪すぎる前代未聞の派遣生となったルムの話(国際バカロレアはかろうじて取れました)

オリエンテーションウィーク 7日目 教科選択の旅

よーし、7日目に入ったぞ!!あと少し!!!

 

この日は朝7時半からResidence permit applicationという前回とった写真で滞在申請をします。といっても椅子に座って何やら作業している人にパスポートと色々先生に渡された資料を渡して、顔認証して終わりです。でも7時半からだったんですよ。もう!朝ごはん抜き!頑張った!

 

その後が教科選択の申請。これがもう波乱でした。ちょっと書こう。長くなるけど、書きますね。この日は確かそんなにイベントごとなかったから。

 

 

 

ということで早めに行こうとして、行く前に教科とブロックを確認したんです。

 

ブロックというのは、授業のある時間帯のことです。ちょっとわかりにくいですね…ブロックは全部でA〜Fの6個あり、月曜日は順番にAECの3コマ、みたいな。Aは8:00-9:40、Eは10:00-11:40のようになってます。そのブロックに教科を当てはめるんです。

 

Aブロックには英語Aと数学はあるけど物理SLはない。Bブロックなら物理SLあるけど英語はない。という風にしてそれぞれのブロックで取れる科目は限られてて、上手くブロックに教科を当てはめて教科を選択します。

 

うーん説明難しい。伝われ〜。

 

そのブロックの組み合わせが上手にできてないことに気づいたんですね。2つの組み合わせを提示しないといけないのに、うまくできてなかった!ってなって。もうめちゃくちゃ焦ってアドバイサーに連絡したり親に連絡したりでパニックで。結局、合ってました。迷惑かけてすみません…

 

それで20分前くらいに着いたらもう人がいっぱいで。しかも教科選択のルールが、早いもん順ではなく…なんと事前に抽選で生徒にそれぞれ番号を振り分けられ、その番号が早いもん順で教科申請ができるという仕組み。運勝負。事前に番号をメールで知らされてました。るってぃは22人中18番目。運わっる。

 

22人すくな!って思った人へ。全部で申請する場所(stationと呼ばれる)が10個ぐらいあって、一つあたりのstationが22人くらいなんです。そのstationたちは一気に申請するけど、22人中18番目というのは実質220人中180番目。運わっる。

 

メールにはfirst come first serveってあったんですけど、意味は番号が呼ばれた時にいなかったら次の人に行くから早く来てね!みたいな意味で。早い番号の人たちが次から次へと呼ばれていくのを見ながら、まあ大丈夫でしょ、先輩たちで教科がクラスが埋まったから取れなったという話一度も聞いたことなかったから、って余裕かましてたら。

 

初めの10人(多分まだ5人目とかだったんではないかな…)が申請し終わらないうちに私が取りたかったブロックの英語B HLクラスが全部埋まったという知らせが。第一の絶望。でも、他のブロックの英語B HLでも組み合わせを変えればできる、とまだ希望を持ってました。その時は。

 

多分8番目とかで「すべてのブロックの英語B HLクラス埋まりました〜英語B HL取れないよ〜」という知らせを先生が。(8番目だったかは覚えてないけど、確かそこらへん。)第二の絶望。

 

親と先輩に連絡して、どうしよう、英語A Language and Literature SLとるしかない、そしたら物理HLが不安すぎる…かといって生物はもっと無理…

 

とりあえず私の希望は

 

Group1 セルフトート SL

Group2 中国語 ab initio SL

Group3 経済 HL

Group4 物理 SL

Group5 数学AA HL

Group6 英語B HL

 

だったんですが、英語B HLがなくなったことにより、

 

Group1 セルフトート SL

Group2 中国語 ab initio SL

Group3 経済 HL

Group4 物理 SL→HL

Group5 数学AA HL

Group6 英語B HL→A Language and Literature SL

 

となりました。

 

ちなみにまだ番号呼ばれてません。そしたら13番くらいで英語B HLの新しいクラスがCブロックにできた!という朗報が!!!それに申請しよう、と意気込んで番号が呼ばれて言ったら。

 

そのCのブロックの組み合わせの教科だと物理SLのクラスが埋まっているという悲報。

 

第三の絶望。

 

それからはもうブロックの組み合わせがどうしても希望の教科でとれなくて…主にクラスが埋まってることが原因。

 

English A Language and Literature SLでも良かったのですが、その組み合わせもできなくて。

 

そこで第四や第五や第六の絶望を次々と味わって。

 

危うくDesign Technologyという才能ある人でないと難しい教科やEnglish language and performanceという要はtheatreみたいな才能ある人でないと難しい教科を取る流れになったり。English language and performaceかEnglish Literatureかという究極の選択を選ぶことになったり。いける!と思ったら経済のクラスが埋まってたり。数学のクラスが埋まってたり。

 

この時に物理の先生に数学HL取れるなら物理HLいけるいける〜という謎理論をいただいたのでそれを信じて物理はSLでもHLでもいいやと思考を放棄。

 

English LiteratureってLanguage and Literatureと違うの?となった方へ。違うんです。人によるけど、個人的にはLanguage and Literatureの方が受けやすい授業だという見解。受けたことないけど、いろんな人の話を聞いて。英語の先生も1人はLanguage and Literatureの方が簡単って。でもLiteratureの方が簡単って言ってる英語の先生もいたけど。

 

具体的な教科の説明はまた後日記事を作ります!数学のAAって何?っていうのもあるしね。

 

流石にEnglish language and performanceみたいな芸術系はハードルが高いと判断し、English Literatureを泣く泣く選択。もちろんSL。ということは物理はHL。この時もうメンタルぼっこぼこでした。

 

 

他の子達も結構教科選択で苦しめられたようで。クラスが埋まって取れなくなったことで感情的に荒ぶってしまった生徒は部屋を追い出されて…全く音楽の経験がない子がmusic HLをとらされたり。今年は特にブロックの教科組み合わせが良くなかったようです。

 

後日色々変更があってそのmusic HLの子は無事取らなくて済んだようです。でも私の教科は変わらず。今もそのまま。

 

変更期間もあるのですが、変更するにはブロックのクラスが満員だったら変更できないし、教科の先生が変更する必要はないと判断したら変更できません。それに変更したら、それまで自分が受けてなかった授業の分も自力で追いつかないといけない。変更するなら早めに。

 

私の場合は変更するとしても物理がHLからSL、英語がA SLからB HLで簡単にしかならないので、焦らなくてもいいのですが、英語のクラスはB HLのクラスがないので新しく作られない限り変更は無理。そして先生の人手が足りないから多分新しいクラスは作られない。頑張ろう。

 

夕方にwell-beingをやって、夜にDP1の集まりがありました〜。その時に教科変更したい人は書いてね、っていう紙をもらって書いたのですが、本当によろしくない選択をせざるを得なかった人優先で解決していったみたいです。良かったですね。

 

あとはちょっとした交流や学年主任の人の話をちょろっと聞いて。

 

夜のチェック。

 

 

これはただの間抜けなるってぃ。