UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアをする現役高校生

UWC中国長期留学で英語漬け国際バカロレアできなかった卒業生

高校2年夏に中退し、日本協会派遣生としてUWC中国校に2年間長期留学するはずだったが、COVID-19によりカレッジ滞在歴4ヶ月となり、運悪すぎる前代未聞の派遣生となったルムの話(国際バカロレアはかろうじて取れました)

現役IB生によるIB 文学/Literature SL勉強法!文学の読み進め方

私実はLiteratureは2教科とっているんです〜日本語と英語。

 

まずLiteratureを説明すると、ある言語でその言語の文学分析をするという教科です。私は確かGroup1の方でSelf-taught Japanese Literature SLをとっていて、Group6(本来はart科目だけど、artを取らずに他の教科を取ることができる)でEnglish Literature SLとっています。

 

二つとも言語は違うのですが、メソッドはとても似ているので一括りにしてLiteratureとして説明しますね〜!Literatureの科目では約10作品程度の文学を二年かけて分析します。

 

(中国校におけるSelf-taughtは1-year programといって、本来二年かけるのですが一年で終わらせるようになっています。そのため、二年目は残りの5教科のみに集中できます。このプログラムは学校によるみたい、香港校も一年だけど他校はそうじゃないと聞きました。)

 

ここでは実際に読む文学をどのようにまとめていくかを書きます。エッセイ対策の記事は後日〜!

 

文学

 

1文学の下調べ

 

読み始める前に作品の背景について調べます。ここがIBではとてもとても大事!!!

 

と、ここで下調べのポイントを!コツはBig 5と言われるものです。

 

 

Audience/Purpose

Content/Theme

Tone/Mood

Stylistic device

Structure

 

この五つについて調べて行きます。Audience/Purposeはどのような読者がターゲットとされていて、作者はどのような目的のもとで作品を作ったのか。

 

Content/Themeでは文学全体の内容の要約、何が主題となって作品が形作られているか。

 

Tone/Moodでは作品が醸し出す雰囲気。暗いのか明るいのか、読者に不快感を与えるかそれとも同情を引き出すのか。

 

Stylistic deviceは作品に用いられる文学的技術。倒置法、隠喩、語感などなど印象的な技術の使われ方。

 

そしてStructureは作品がどのように構成されているか。起承転結の様子だったり、何章に分かれているか、どのようにレイアウトされているか。

 

これらがメインです。終わったら作者の人生について調べてみてもいいと思います。作者の人生や育った環境が作品に与える影響はとても大きいので!

 

2文学を読む、メモを取る

 

終わったら読んでいきます。IBと日本での文学の勉強のされ方の違いの一つは、扱う文学の量がIBは半端なく多いってことですね。例えば日本だったら夏目漱石「こころ」の一部抜粋について勉強しますが、IBは全作品。

 

全てを読み切らないといけません。辛い。

 

2年間でそれが10作品ほどだからね。きっつー!

 

だから文学を読む前に大体の情報を下調べして、読むときは確認程度に目をサーっと通して木になるところをメモします。

 

メモの仕方も自分もよくわかってないのですが、例えば事前に調べたTheme(主題)の根拠になる抜粋や言葉、用いられている技術をメモしたらいいのかな、と思っています。

 

読んだ文学はどのように評価されるかというと、後々自分でそれらのThemeやSymbolなどの要素を分析する過程が評価されるんです。その方法は様々で、Essay、Oral、Presentationが主な方法です。

 

なので文学を読む過程では作品の主題や伝えたかったことの根拠となる部分探しでいいと思います。中国校では本は貸し出しなので借りている間は書けないため、中にはその本を買って本に直接書き込む人もいるようです。下調べしたノートにメモするだけでも大丈夫かと!

 

あまり細かくなくて良くて、○ページから□ページのこういう出来事が作品の主題である「ほにゃらら」を支える根拠となる〜と。

 

 

 

エッセイの書き方を含めたら長くなってしまったんで短いですがここまで〜!!!読んでくださってありがとうございました〜!!!

 

もうすぐで一年生最後の超超超大事なテストがあるんですけど自信なさすぎて怖いけどなんとかやっていきます。

 

ちなみに中国に戻るのは今学期中は無理そうですね…次戻れるのはDP2になってからですかね、バブルティーを飲みまくりま〜す!